「じゃあまた明日ね」 「おやすみー」 颯太くんたちと別れて自分たちの部屋に戻る。 「で、どうだった?スケート」 「…滑れなかった」 「…は!?」 髪の毛を乾かしながら尋ねてくる凜に答える。 「いやさ、そうじゃないでしょ?」 「え?」 「2人でどうだったかって聞いてんの」 「あ、…えっと、ドキドキした」