君が冷たい理由。【完】



私の男嫌いを昔から知っている陸はこうやってちょくちょく太陽君に私の扱い方というものを教えているみたい。


「あはは」


その2人の光景や会話を聞いてただ笑うことしかできない。



「あ、で、なんのバイト?」



今思い出した!かのように太陽君がはっと私の方を向く。



「えっと、普通にカフェでやってるよ。今度の土曜からコンビニでかけもちするけど」

「へえー!凄いね。お金稼ぐね~」

「え、あ、まあね!へへ」

「そいや颯太もコンビニだったな」

「へえ。芹沢が接客とかなんか…ぶっ」


後ろの席で伏せている芹沢くんを一目見て陸が吹き笑う。


「ちょっと!陸つば飛ばさないで」