私は一筋の涙を流すと、ありがとうございますと頭を下げて颯太くんの所へ戻った。 「大丈夫?」 病院を出て飲み物を買って近くの公園に入る。 「ありがとう」 ん、と飲み物を貰い一口飲む。 「ごめんな」 「ううん。会えてよかった」 優しそうなお父さんだった。 颯太くんの頑張る意味がわかった気がした。 「…俺さ」 「ん?」 少し前に乗り出し、言葉を発する。