君が冷たい理由。【完】











そうかと言い、本を机に置く。










「君は、もしかして」



「…はい」


お父さんの言いたいことがわかる。










「…」


それから暫くの沈黙が走る。







きっと許してなんか貰えない。

颯太くんを付き合うこと、認めてなんか――――…











「颯太をお願いします」







だけど、ふと聞こえたその言葉は、私には大きい言葉だった。







「…えっ…、」