「ううん。お母さんお仕事だから。颯太くんのとこは?」 「来ないよ」 やっぱり家族のことになると冷たく返事をする。 「そっか」 それ以上は何も聞けなくて黙り込む。 「じゃ適当にぶらつくか」 焼きそばを食べ終わり、手を繋いで歩き出す。 途中途中、周りから色々な悲鳴が聞こえたが颯太くんが堂々としていたから私も堂々としていた。