「よーし!テスト最終日だー!」 朝いつもの場所に行くといつも以上にやる気満々の凜がたっていた。 「テンションいつもより高いねどうしたの?」 「文化祭のこと決めれるから張り切ってんだろ」 凜の様子を見ながら陸がさらっという。 「なによ陸。なんかすねてんの?」 いつもとは明らかに違う態度の陸に私はねえねえと背中を押す。 「うっせーな。何もねーよ」 陸はぶっきら棒に言うと教科書を読み始める。