「男なんか嫌い…」


そう呟いてメルンはベットに潜り込んで行った
どうやら叫び疲れたらしい

そして、メルンの規則正しい寝息が聞こえると私も部屋を出た

偵察をしに行くんです
これから何をするのか…

王様がコンフィーヌに言い包められてなければいいんだけど…


「これは、私のミスです…」


メルンの部屋の隣
王様の部屋からコンフィーヌの声が聞こえた

扉が微妙に開いている
そこから、私は静かに王様の部屋に入る


「もう、起こってしまった事はどーにもならん…今は、メルンの男性恐怖症を治すのが最優先…」


はい。王様!
私は目の前のその男をクビにするのが有効だと思います!

しかし、残念…
私は猫なのでそんな助言も出来ない…