3つの視線、1つの物語


「なんで…私の前に現れたの?」

「えっ…?」


攻め立てるメルンの言葉にノアは困惑


「なんで…ノアなの?」

「えっ…何がです?」


あぁ、メルンの想いが爆発してしまう


「なんで…ノアは王子じゃないの?」

「は…?」


攻め立てる言葉とは裏腹に、ノアに抱きつく強さは増している


「…こんなに好きなのに…なんで、ノアは王子じゃないの?!」

「姫…様っ…?」


あーぁ、とうとう言ってしまった
こんなこと言われても、きっとノアは困ってしまうだろうに…