「ノア…怖いよ…助けてよ…」
そんなの無理だと分かってても、口にしてしまうほどメルンは弱っている
「うわぁ、本当に綺麗なお姫様だー」
「?!」
急に声を掛けられて、メルンと私は驚いた
え、この人誰?
いや、どっかの王子っぽいけど…
なんか…
ノアを脱色したらこんな感じになりそう
ノアを金髪にしてちょっとチャラくした感じ
「あ、失礼しました。僕は、エトア国の王子、エトワールです」
エトア国…
あぁ、ノアの国の王子様だ
「えっと…あ、あの…」
しかし、いくらノアにどことなく似てたとしても…男は男
メルンの瞳がどんどん潤んで行く
「あ、ごめん!そうだよね、急にごめんね!あわわわわっ、アイツ何してんだよ!早く来いよー」
メルンが本格的に泣きそうになる
慌てるエトワール王子
ってゆうか、この王子…
ダンスのお誘いに来たわけじゃないの?


