3つの視線、1つの物語


「どうしても…無理なの?」

「まぁ…所詮ボディーガードですし」


舞踏会当日
メルンの部屋でメルンが半泣きでノアに訴える

ノアが居ないから行きたくないメルン
でも、そろそろ会場に行かなくてはいけない

そして、コンフィーヌが迎えにくる
最悪なことに、コンフィーヌは王の側近だから入場可能


「失礼します、姫様。そろそろ参りましょう」


コンフィーヌが右手を差し出す
しかし、メルンはその手を取る気はさらさらない様子


「ノアぁ…」

「行ってください?きっと王様もお待ちですよ」

「……うん」


そして、やっと諦めたメルンがコンフィーヌの後に続いて部屋を出て行った


「姫様をよろしくね。レディナ」

「にゃぁ」


ノアに頭を撫でてもらい、私も部屋を出た