3つの視線、1つの物語


「…ノア…?」


隅で小さく震えるメルンがノアの姿を確認した
すると、弾けたように走り出した

そして、勢いよくノアの胸に飛び込んだ


「の…ノアぁ…っ…うっ…怖かっ…」


そんなメルンに一瞬驚いたノアだったが、すぐに優しく声を掛ける


「大丈夫ですよ…もう、怖くありません」

「…ん」


そう言うと、メルンはノアにぎゅっと抱き着いた

メルンが落ち着くとノアは再びコンフィーヌに目線を移した


「もう一度聞きます…何をしてるんです?コンフィーヌ様?」

「おまえには…関係のないことだ」


そう言ってコンフィーヌはメルンの部屋を出て行った