「正確に言えば…クロワが見つけてくれたんだってさ」
「え?そうなの?」
ノアを追いかけてこの城に来たクロワ
そのクロワがノアの匂いを辿ってライラ達を導いたらしい
すごいね、忠犬ならぬ忠猫だ
「あと、俺の気力も凄かったらしい…」
「へ?」
「意識失ってもおかしくない程流血してたらしいよ?」
「はぁ?!」
い、いつノアが死んでもおかしくなかったって事?
体がブルッと震える
「俺も、意識飛ばしたら終わりだと思って必死に耐えた。メルンを想ったら…死ねないって思ってね」
「え?」
「俺が死んだら、メルンが泣きながらコンフィーヌと結婚するんだと思ったら…絶対死ねないでしょ」
「!!」
ニコッと笑うノアにぎゅっと胸が締め付けられる
あぁ…やっぱり私はノアが大好きなんだ
もう、ノア無しでは生きていけない


