3つの視線、1つの物語


ノアが行方知れずになってから2日目

朝、目覚めると城内が騒がしかった


「どーしたのかな?」

「どーしたんでしょう?」


隣で眠っていたラルも首を傾げている

疑問に思い、扉を開けて近くを通るメイドを引き止める


「何があったの?」


私が問うと、メイドが衝撃の言葉を口にした


「ライラさん達が、ノアさんを連れて…」


そこまで聞いて私は走った

きっとノアは自室に運ばれた
ノアの安否が知りたい


「はぁっ…はぁ…」


そして、息を切らせてたどり着いた
ノアの部屋

そこの扉は開いていて中の様子が見えた


ネージュが泣いている…
ノアのベッドに縋るようにして…


そのベッドの上には人が横になっている
目を閉じている…ノアだった