3つの視線、1つの物語


「ノアじゃないなら…もう、誰だっていい」

「姫様…」


私はノアが好きなの
ノアを愛してるの

本当はノア以外と結婚なんてしたくない


ねぇ…ノア…
帰ってきてよ…


「…ネージュは?」


ネージュはノアの幼少期のお世話役だったらしい
彼女も、ノアの行方知れず報告にショックを受けていた


「姫様と一緒です。自室で寝込んでます」

「そっか…」


ネージュにとっても辛い報告だったんだね


「じゃ、ライラはネージュに付いてるのね?」


奥さんが寝込んだら旦那さんは心配だろうし
しかし、返ってきた返事は意外だった


「ライラも、ついでにフラムも今は外に出ました」

「え?!なんで?!」


奥さん寝込んだんだよ?!