3つの視線、1つの物語


なんとなく、目が離せない
妙にドキドキする


姫様が何か言っているが、距離的に聞こえない
ノアさんが少し困ったような顔をする


再び、姫様が何かを言っている
すると、ノアさんが動いた


スッと右手で姫様の頬を撫でて、左手で姫様の腰に手を回し…


「ぁ…」


流れるような仕草で
ノアさんが姫様にキスをした


「フラム…これは…どーゆうこと?」

「さぁ?でも、凄い慣れた感じだから…今日始まった関係では無さそうだね」


確かに…
あの流れるような仕草は一回じゃ出来ない

って事は、姫様とノアさんは
キスをするような間柄…?


「じゃぁ…ノアさんが…婚約者?」

「いや…ノアさんには姫様と婚約する資格は無いハズだ。ノアさんは他国の人間。王子じゃない限り、姫様との婚約は無理だ」


フラムの言葉に嫌な汗が出る


姫様とノアさんは禁断な恋をしている…?