3つの視線、1つの物語


午前10時
ノアさんの言った通り姫様は自室でお勉強をしている


「うーん…婚約者っぽい人居ないなぁ」


自室で一人で勉強している姫様
二人っきりになるチャンスなのに…婚約者が来る気配がしない


「あれ?ラルさん何をしてるんです?」


姫様の部屋の前でウロウロしていた所にノアさんが現れた


「廊下を夢中で掃除してたらこんな所まで来てしまいました…ば、馬鹿ですよねぇ」

「そんなことないですよ。仕事熱心で感心します」


苦し紛れの言い訳にノアさんが褒めてくれた…
こ、心が痛い…


「の、ノアさんは何しに?」

「俺は、姫様をお迎えに。この後、ダンスレッスンなので」

「そうですか…姫様も大変ですね」


うーん…この調子じゃ、午前中に婚約者が現れる気がしないな

午後に期待だ