3つの視線、1つの物語


今度こそ本当に書斎を退室して廊下を歩いていく

そして、しばらく歩いてから切り出す


「…って、ことなんで。姫様、欲求不満になる前に言って下さいね」

「お父様の言葉を間に受けないでよ…そんな、欲求不満になんて…ならない…と、思う」


最初は反発して強い口調だった姫様
しかし、その声はどんどん小さくなっていった


「姫様…言葉に説得力が0%ですよ」


とても分かりやすく助かります


「だ、だって…いっぱい欲求あるし…いっぱい我慢してたし…」


ブツブツ呟く姫様
どーやら何かしらの欲求があるらしい


「あぁ、すでに欲求不満ですか?」


指摘してみると、姫様が食い付いた


「不満ではないもん!欲求があるだけだもん」


高々と否定してるけど…
要するに、すでに欲求不満な事があるらしい