3つの視線、1つの物語


「さて、メルン…」


王様が姫様を見る


「ノアール・エトアくんの求婚を受けるか?」

「はい…お父様。もちろん、お受けします」


王様の問い掛けに姫様が笑顔で答えてくれた

先程まで桃の木の庭で泣いていた姫様はもういない


「そうか。では、ノアールくん。娘をよろしく頼んだぞ」


今度は俺に向かって王様が言ってきた


「はい、大切にします」


今までも、これからも
ずっと大切にします