3つの視線、1つの物語


コンフィーヌ様が動きを止めると、今度は隣の姫様がパニックを始めた


「ぇ…ノア…王子…?えっ…?」

「落ち着いてください、姫様。あなたが、言ったんでしょう?"なんで王子じゃないの"って」


姫様が王子を望んだから、俺は正体を明らかにしたんだ


「え…本当に…王子様…なの?王子なのに…私のボディガード…しててくれたの?」


まぁ…普通しないよね
でもそれには理由があるんだよ

その理由は王様が答えてくれた


「お前が、男性恐怖症を治す過程で"恋心"を抱いたら大変だと思ってね。だから、無理を言ってエトア国の国王にノアくんを貸して貰ったんだ」


姫様が恋をしても良いように…
ってゆうか、惚れられてくれって言われた

まさか本当に惚れられると思ってなかったし、俺が惚れちゃうとも思わなかったけどね