俺が正体を明かそうかと思ったら、王様が驚いた様子でコンフィーヌ様に問い掛けた
「コンフィーヌ…お前、まさか本当に気付いてないのか?」
本名サラッと名乗ったんだけどな
きっと聞こえてなかったんだろうな
「ノアール・エトアくん。聞き覚えくらいあるだろう?」
王様がコンフィーヌ様に更に問い掛ける
すると、しばらく思考を巡らせたコンフィーヌ様がゆっくり口を動かした
「ノアール…エトア…えっ、まさか…エトア国の…?」
コンフィーヌ様が錆びたロボットのように、ゆっくり俺を見る
どーやら、頭の中のデータベースと照合出来たらしい
そんなコンフィーヌ様に笑顔で告白する
「今まで隠してましたが…エトア国、第二王子、ノアール・エトアです」
コンフィーヌ様の動きがピキっと止まった


