3つの視線、1つの物語


その後…
フラフラの足取りで地下牢を出た

そして、ネージュに支えられながら部屋へと戻る


「ありがとうございました。もう大丈夫です。ネージュは仕事に戻って…」

「私の仕事はノアール様の看病です」

「えっ…?」


凄い形相で…
しかし、手早く俺をベットに寝かせた

口に体温計を突っ込まれ
おデコに氷嚢を乗せられ
ふかふかの掛け布団を被された


「38.7°?!」


体温計を見てネージュが驚いた

おー…まじか
久々にそんな熱でたわー
自分でもそんなに熱が上がってるなんて思わなかった


「絶対安静!!いいですね?!」

「でも…姫様の護衛が…」

「姫様の護衛に戻りたければ、早く風邪を完治させて下さい」


ネージュに睨まれた
ネージュに面倒を見てもらっていた幼少期
その時の条件反射で俺は逆らえない


「…はい」


俺は大人しく頷いた