3つの視線、1つの物語


「なるほど…そーゆう事でしたか。なんとなく嫌な感じはしてたんですけど…コンフィーヌ様要注意ですね」

「うん、俺もそう思う」


だから、早くここを抜けなきゃいけないんだけど…
なんせ、頭が鈍ってるせいで何も脱出の方法が浮かばない…


「ノアール様…もしかして…具合が」

「まぁ…うん…そうですね」


俺が曖昧に答えると、ネージュは立ち上がった


「王様に掛け合ってきます」

「王様は出張中ですよ」

「ココの鍵を持ってきます」

「鍵を持っているのはコンフィーヌ様ですよ」


そこまで言うと、ネージュが崩れた


「どうしましょう…ノアール様がピンチだと言うのに何も役に立てない私…クズ過ぎます」