あ、朝だ
窓から差し込む朝日で気付いた

その光を浴びたレディナが動いた
気持ちよさそうに伸びをして、欠伸をしている


「…おはよ、レディナ」


姫様を起こさないように小さく言う

あぁ、それにしても頭が重い…
寝不足かな?

節々が痛い
疲労が溜まってるのかな?

あと、なんか…寒い
頭が働かない

そこまで考えていたら、急に扉が開いた


「姫様っ!無事ですか?!」


あー…コンフィーヌ様だ
もう少し静かに入ってこれないのかな?


「な、何?!」


ほら、姫様が起きちゃった


「ノア…お前…夜な夜な姫様の部屋に忍び込むとは…なんてヤツだ!」


…ん?
あれ?俺が忍び込んだんだっけ?

あー…ダメだ…
頭が痛い…