3つの視線、1つの物語


「で…でも…」


姫様が不安そうな顔で俺を見る


「大丈夫です。もうコンフィーヌ様は来ないとおもいますよ?」


失敗してるし
俺に目撃されちゃったし…

コンフィーヌ様の事だ
リベンジしに来るとしたら日を改めると思う
だから今日はもう来ないと思う

でも…姫様は不安らしい


「でも、やだっ!怖いっ、ココに居て!」


出ようとする俺の服を掴んで離さない姫様

しかも、姫様の瞳が濡れ始めてる…
これ以上拒んだら…泣いちゃうかな?


「いや…でも…」

「やだっ…ノア、側にいて」


あー…ダメだ…
これ以上拒んだら姫様絶対泣く

泣かれたら俺、どーしていいか分かんない
仕方がないか…


「わかりました…居ますから。安心してお眠りください」

「うんっ」


俺の負けです