3つの視線、1つの物語


まずは、窓磨きからだ


「え、コンフィーヌ様…ここの窓…全てですか?」

「あたりまえだ」


ココはダンスホール
近々行われるダンスパーティの為に磨くらしい

でも…ここの窓…全部?


「窓磨きが終わったら、街の仕立て屋に行って注文の品を受け取ってこい」

「……はい」


ピラリと伝票らしき紙を俺に渡し、コンフィーヌ様はダンスホールを出て行った

ダンスホールを一周見渡す
うん…今日中とか絶対無理
磨いてる間に仕立て屋さんは店終いしてしまう


「はぁ…とりあえず出来るところまでやろう」


俺、今ならシンデレラの気持ちが分かる気がする