「ノア、平気?」
ずぶ濡れの俺を心配してくれる姫様
でも、俺は姫様の方が心配
「まぁ…はい…大丈夫ですよ?それより、姫様は濡れてませんか?」
少しでも濡れてるようなら、すぐに部屋に戻って着替えて貰わないといけない
風邪を引かせてしまう
「私は平気だよ、でも、ノアが…」
しかし、俺の心配は無用だったらしい
でも、姫様が濡れてなくてよかった
そんな事を思っていると、背後から声がした
「いやぁ、悪いねー。庭に水撒きをしていたら手元が狂ってね」
ホースを片手に持ったコンフィーヌ様だった
あぁ、俺はそのホースの水で濡れたのか
手元が狂って、ピンポイントで俺のみに水が掛かるなんて…すごい偶然だね
しかも、バケツ2杯分位の水量を俺だけ一点集中で掛け続けるなんて…ね?
なんて言い返そうと考えていると、姫様がコンフィーヌ様に怒った
「コンフィーヌ…庭の仕事は…庭師の仕事よ…あなたの仕事じゃないでしょ?何してるのよ」
俺の背後からだけど、姫様が逃げずに男の人を相手に反論している
成長したね、姫様


