3つの視線、1つの物語


ひたすら怒鳴られる俺とコンフィーヌ様の間に王様が入る


「コンフィーヌ、ノアくんはメルンを助けただけだ。責めてはいけない」

「…はい、国王陛下」


国王様に言われたら流石のコンフィーヌ様も口を閉じた


「ノアくん、メルンを助けてくれてありがとう」

「いえ、ボディガードとして当然のことをしたまでです」


俺が言うと、王様は笑った


「君は…本当に優秀だ。娘の護衛を君に頼んで良かったよ」


それだけ言うと、王様は騒ぎになった現場で指揮をとり、皆を持ち場へと戻させた


「ノアくんも部屋に戻りなさい」

「はい」