走りながら姫様の様子を見る
姫様は、頼りない枝を掴み登ろうとする
でも、やっぱりと言うか…
枝が嫌な音を立てた
そして、枝が折れた
折れたと同時に姫様の元にたどり着き
枝と共に落ちてくる姫様をキャッチする
しかし、衝撃が強すぎた
俺は、姫様を抱えながら一緒に倒れた
「いっ……ぅ…」
軽く背中を打った
でも、今は俺の事より姫様だ
「姫様…お怪我はありませんか?」
俺の腕の中にいる姫様に聞く
見た感じ、どこか痛そうにしてる様子はない
「ぁ…ぁ…」
姫様の目が潤んでいく
あ、そうだ…
姫様、男性恐怖症だ
「いやぁーー!!」
「ぇ…姫様っ?!」
姫様が悲鳴をあげた
そして、思いっきり俺の頬を引っ叩いた


