3つの視線、1つの物語


「おはようございます、姫様」


朝食の時間になり、姫様を食堂にお連れする為に姫様の部屋に来た

今日も姫様は、怯えている
部屋の隅でプルプル震えてる

何度見ても野生の猫だ


「朝食の準備が整ったみたいです。どーぞ、食堂に参りましょう」


野生の猫のような姫様に言うが…
まぁ、無理だよね


「仕方がありませんねぇ…レディナ、廊下までの護衛をお願いしますね?俺は廊下で待機してます」


この3日で、野生の猫の姫様をどーにかする事は出来なかったが、レディナは違う

俺のお願いを理解したように鳴くレディナ
レディナとは通じ合えたのだ

レディナと俺は、姫様の護衛友達だ


「では、よろしくお願いします」


レディナにお願いして俺は廊下に出た
本当、頭の良い猫で助かる

賢くて、凛々しくて、可愛い
俺が雄猫なら間違いなくレディナを好きになるね