「…って、ことなんで。姫様、欲求不満になる前に言って下さいね」
書斎を出て廊下を歩いていると、ノアが言った
「お父様の言葉を間に受けないでよ…そんな、欲求不満になんて…ならない…と、思う」
自信はない…
「姫様…言葉に説得力が0%ですよ」
語尾が弱くなった私にツッコむノア
その顔はとても楽しそう
「だ、だって…いっぱい欲求あるし…いっぱい我慢してたし…」
不満じゃないけど…
ノアに気持ちを言いたいのを我慢してたし…
ノアに言ってもらいたいことがあったり…なかったり
「あぁ、すでに欲求不満ですか?」
なんか、見透かされてる気がする
私が分かりやすいのかな?
「不満ではないもん!欲求があるだけだもん」
ノアにしてもらいたい事とかあるけど…
別に、不満には思ってない
ん?
でも…してもらいたい事があるってことは不満になってるってこと?
うー…自分が分からなくなってきた


