3つの視線、1つの物語



「コンフィーヌ…お前、まさか本当に気付いてないのか?」


コンフィーヌの言葉にお父様が少し驚いている
何?コンフィーヌは何に気付いてないの?


「ノアール・エトアくん。聞き覚えくらいあるだろう?」


ノアール・エトア
それがノアのフルネーム

ん?どこかで聞いた響きだ
どこだっけ?


「ノアール…エトア…えっ、まさか…エトア国の…?」


コンフィーヌが錆びたロボットのように、ゆっくりノアを見た


「今まで隠してましたが…エトア国、第二王子、ノアール・エトアです」


え?…王子?