3つの視線、1つの物語


ノアが着替えに部屋に戻り、私も部屋に戻った

着替え終わったら来てくれるよね?
その時にもう一度お願いしてみよう
…そう思ってたのに

慌ただしくノアが部屋に来た
そして、少し早口で言った


「すみません…色々仕事を頼まれまして、行かなければいけません」

「え…あの…ノア」


私が引き止めようとしたら、廊下からコンフィーヌの怒鳴り声が聞こえた


「ノアっ!グズグズするな!!早く来いっ!!」

「姫様すみません、俺、行きます」


部屋で取り残された私
呆然とする


「ノア…来ない…どーしよう」


なんだろう?
コンフィーヌに妨害されてる気がする…

嫌な予感しかしない


「レディナ…怖いよ…」


私に近寄ってきたレディナを抱き上げる

ノアが居ない
だから、自分で自分の身を守らなきゃ…

そう思っても、体の震えは止まらなかった