3つの視線、1つの物語


「ノア…怒られてた…」


しかも、凄く厳しい感じで…


「書類って言ってた…たぶん、私を助けた時に汚しちゃったんだ…」


あの時…
桃の木の庭に無数の書類が落ちてた気がする

でも…あれってコンフィーヌの仕事じゃ…?
まぁ、今はそんな事は置いといて…


「行こう、レディナ」


コンフィーヌの姿が完璧に見えなくなると、そーっとノアの部屋の前に立った

とりあえず、深呼吸…深呼吸…

…よし、行こう


コンコンっ


小さく扉をノックする
すると、中から返事が返ってきて…
扉が開いた


「えっ…姫…様?」


中からノアが出てきた
出てきたけど…

ノアのワイシャツの胸元が大きく開いてる
男の人の裸がチラリと見えている

叫びそうになるのを口を押さえて防ぐ


「っ?!っー!っー!!」


ついでに、ノアの胸元を指差して後ずさる


「うわぁ、すみません」


私の反応に、ノアは慌ててワイシャツのボタンを止めてくれた