貴方は彼のどこが好きですか?

「あ、はい。
どうぞ…」


絆創膏を渡すとき、


彼の手に手が触れる。


その部分だけ熱くなる。



「なぁ、」


「え……?」


「俺、口悪いし、気い使えねえけど……
付き合ってよ。」


「え?」


一瞬、自分の耳がおかしくなったのかと思った。


「だから、付き合ってって言ってんの」


理解ができなかった。


でも、ようやく理解できたとき、


あたしは真っ赤な顔で頷いたんだ。