「じゃ、じゃあさ、反対に上山コーチのことを『こいつだ』って思った女の子がいて、その子が一生懸命尽くしてくれたら、気持ちは変わる?」
「そんなの、その時にならないとわかんねーよ。相手にも寄るだろうし。」
「.......。」
「でも、そういうのも悪くないのかもな。そうされたら、その子のこと、守ってやりたいって思うのかもしれないし。」
「でしょ!?」
これは「アリ」なんだ.......
いちかばちか、思いついた質問をぶつけてみたら、ちょっと意外な答えが返って来た。
だったら、その言葉を信じて付き進むしかない。
って言っても、普段からずっとそばにいるから、今さら何をすればいいのか、すぐには思いつかないけど。
だからと言って、他に方法も浮かばない。
彼がどうして恋愛に対してああいう発想になっちゃたのかもわからないし、朱美さんのその後の行動だって謎だ。
不安だらけだけど、今のポジションに満足していないで、もっと踏み込まなくちゃ。
私の気持ちに、早く気付いてほしいから.......
「あ、今、お前、約束破ったよな。」
「え? 何を?」
「『上山コーチ』は止めろっつったじゃん。」
「そうだった。.......あ、でも、じゃあ、何て呼べばいい?」
「う~ん、そうだな。」
「上山くん? 光汰くん?」
「『光汰』でいいよ。」
「呼び捨て?」
「うん。そんのがいいじゃん。遠慮がない感じで。」
「うん........。」
そう言われても、いきなり言えるかな。
嬉しいけど、緊張して、言葉が出て来ないよぉ.......
急に無口になって、ソワソワし始めた頃、ちょうど彼のアパートに前に辿り着いた。
「そんなの、その時にならないとわかんねーよ。相手にも寄るだろうし。」
「.......。」
「でも、そういうのも悪くないのかもな。そうされたら、その子のこと、守ってやりたいって思うのかもしれないし。」
「でしょ!?」
これは「アリ」なんだ.......
いちかばちか、思いついた質問をぶつけてみたら、ちょっと意外な答えが返って来た。
だったら、その言葉を信じて付き進むしかない。
って言っても、普段からずっとそばにいるから、今さら何をすればいいのか、すぐには思いつかないけど。
だからと言って、他に方法も浮かばない。
彼がどうして恋愛に対してああいう発想になっちゃたのかもわからないし、朱美さんのその後の行動だって謎だ。
不安だらけだけど、今のポジションに満足していないで、もっと踏み込まなくちゃ。
私の気持ちに、早く気付いてほしいから.......
「あ、今、お前、約束破ったよな。」
「え? 何を?」
「『上山コーチ』は止めろっつったじゃん。」
「そうだった。.......あ、でも、じゃあ、何て呼べばいい?」
「う~ん、そうだな。」
「上山くん? 光汰くん?」
「『光汰』でいいよ。」
「呼び捨て?」
「うん。そんのがいいじゃん。遠慮がない感じで。」
「うん........。」
そう言われても、いきなり言えるかな。
嬉しいけど、緊張して、言葉が出て来ないよぉ.......
急に無口になって、ソワソワし始めた頃、ちょうど彼のアパートに前に辿り着いた。

