天パの彼

「で、何か用?」

突然の言葉に驚いた

「いや・・・その」

「俺のこと、好きになっちゃったの?」

私は思わず赤くなった

「えっと・・・」

「否定しないの?」

彼は少し眉を上げた

「へえ・・・軽いんだね」

急に冷たい声

「んじゃ、入学式終わったっぽいし、先行くわ」

そういって彼は起きあがり、立ち去った

一人取り残された私は

寝ころんだまま

彼がいた場所を

じっと見つめていた

なんで

好きか聞かれて

否定しなかったのかな・・・