「幻想だあああああああ」
「うるせーよバカ。座れ」
若干傷心気味のあたしは結局何も出来ないまま教室に帰ってきた。
「オタケどうしよ。イメージトレーニングと全く違うんだけど。どうしよ正美サマ」
イメージトレーニングの場合、職員室に来たあたしの手を取って櫻木先生は"よろしく"と微笑むのだけれど。
いや、微笑まれたよ。
微笑まれたけどさ…何か違うくね!?
「ほら、言わんこっちゃない。見た瞬間愛しの櫻木先生だあ?バカじゃないの。もう既に呆れられてんだよ!」
そ、そんなあああ
「オタケぇ〜どうしたらいいの〜」
「知るかよ。つーか超絶ウルトラスーパーイケメンってだけで恋に落ちちゃった♡…なんてクソみたいなこと言ってるだけならやめな」
「そ、そんなわけな…」
そんなわけない…なんて言い切れんのあたし?

