布団の中で思わずニヤけていると、暫くして声がした。
「お前な、来るなら来るって予め連絡ぐらいしろ!」
櫻木先生の大きな声が聞こえてくる。
も、ももも、もしかして……
また、女の人!?
ぐっと布団を握りしめ息を飲み込んだ。
「そんな怖い顔すんなって〜、前に家呑みするつったろ?ほれ、彰人が好きな焼酎持ってきたぞ〜わざわざ婆ちゃんが送ってくれたんだからなー」
…….男の人?
この声は……もしや
────真野先生!?
本当に昔から仲良かったんだ……
って、この状況やばくないですか!?
「……酒なら、駅前の居酒屋でいいだろ。ほら、早く…」
「何、そんな慌ててんの?あ、やらしい本とビデオとか気にしねぇから。ってか、久しぶりに鑑賞会する?よく武雄ん家でバカみたいにしてたよな〜」
か、鑑賞会って…
待って待って、櫻木先生もそういう系の見たりするんだ〜エヘヘ
だから、部屋に入れたくなかったんだね。
なるほど。なるほど。(違う)

