こ、こんな素晴らしく整った展開はアリなのか!?
あたしは涙を拭って、恐る恐る櫻木先生の部屋に足を踏み入れた。
お、お部屋に誘ってもらっちゃった……?
いいのかな…本当に。
先生、こういうの嫌いなんじゃないの?
玄関で突っ立ったままでいると……
「何突っ立ってんだ、こっち来いよ」
櫻木先生はあたしにスリッパを出してそう言った。
スリッパなんてあたしの家じゃ出したことないよ…
綺麗だし、意外と丁寧なんだな…
ってか、こっち来いよ……ってなんか、なんか…
彼氏の部屋に初めて遊びに来たみたいじゃない!?
は、鼻血出そうです……
「お、お邪魔しま、す…」
ドキドキしながら櫻木先生の後ろについて行き、リビングに通してもらった。
角部屋だからか、あたしの部屋よりリビングが断然広い。
毎日欠かさず掃除しているのだろう。
すごく綺麗だ……あ、あたしの部屋と違って。

