「櫻木先生が遊び人だと言うのは全くの嘘です。なぜなら櫻木先生は高校時代、面倒くさいと言う割に律儀にバレンタインで貰ったチョコのお返しはみんなにしてたんです!!」
何となく、校内が シーン となったような気がした。
「先生はみんな平等にしちゃうんです。だれか一人なんて出来なくて櫻木先生にとっての優しさで接していたらそうなってしまったわけで…だから生徒一人に櫻木先生は特別視しないと思います。先生にとってはみんな可愛い生徒なんです!!」
……アレ?
言葉おかしくなってきてないか…?
やばい……言いたいことがおかしくなってきた
「よ、要するにですね、櫻木先生は淫乱教師でも遊び人でもなくて…ちょっと性格が曲がってるだけなの!だからみんな櫻木先生のこと────!」
お願い、悪く言わないで────
そう強く目を瞑った瞬間
いきなり乱暴にドアが開いた。
「ったく、何やってんの」
慌てて振り返るとやれやれ、といった表情をした櫻木先生がいた。

