何故か人の彼女の愛称を知っている憎たらしい友人いや家畜は床に沈めておくことにして、とりあえず昼休みなので三嘉こと我が愛しのミカを屋上に呼ぶことにして

彼女の身体が覚めないようにビニールシートを引き、正座を強要する

「あのねミカちゃん。いくら君が男になりたかったって言ってもミツヨシなんて名前で呼ばせるのはいけないと思うよ。ご両親がせっかくつけてくれた名前なのに勝手に改名したら駄目だよ」

本音は俺が男と付き合っているように聞こえるのが嫌なだけなのだが

そんな無下なことを言うと自称ゲイの彼女はきっと悲しんでしまうだろう

気使ってるから

これでも精一杯気ぃ使ってるから!

「だってミカちゃんなんて、女の子みたいな名前じゃないっすか…」

「きみ女の子だよね?」

「それに俺の名前つけたの兄貴っす。」

「お兄さんいたんだ?初耳だな、どんな人?」

「巨乳っす」

「…………」

「巨乳っす」