「何やってんだか。えっと、恵梨香ちゃんが吹っ飛ばされたのは何階だっけ?坊主、覚えてるか?」
エレベーターのボタンを押して、上階に行こうとしている名鳥に尋ねられて、俺はあの時の光景を思い浮かべた。
「えっと……五階か六階だと思うんですけど……」
そこまではっきりとは覚えていないから、断言は出来ない。
「じゃあ行くか。おい神谷、股がつってても動けんだろ。早く乗れ」
「お、お前は鬼か。少しくらい待ってくれたって良いだろ」
そう言いつつも、なんとかエレベーターに乗り込んだ神谷。
とりあえず五階で名鳥と神谷が降り、俺は六階に向かう事に。
エレベーターを降りて、正面にオフィスの受け付け、左には廊下があってドアがいくつか見える。
そのうちの一つのドアに近寄って、ドアノブを回して押してみると……。
割れた窓ガラス、台風が過ぎ去ったかのように、乱雑に散らかった室内。
そして壁際のキャビネットに、激しく衝突して、ぐったりと項垂れている恵梨香さんの姿があったのだ。
「え、恵梨香さん!大丈夫ですか!?」
慌てて駆け寄った俺は、ヘルメットを外して呼吸を確認する為に鼻と口に手の甲を近付けた。
エレベーターのボタンを押して、上階に行こうとしている名鳥に尋ねられて、俺はあの時の光景を思い浮かべた。
「えっと……五階か六階だと思うんですけど……」
そこまではっきりとは覚えていないから、断言は出来ない。
「じゃあ行くか。おい神谷、股がつってても動けんだろ。早く乗れ」
「お、お前は鬼か。少しくらい待ってくれたって良いだろ」
そう言いつつも、なんとかエレベーターに乗り込んだ神谷。
とりあえず五階で名鳥と神谷が降り、俺は六階に向かう事に。
エレベーターを降りて、正面にオフィスの受け付け、左には廊下があってドアがいくつか見える。
そのうちの一つのドアに近寄って、ドアノブを回して押してみると……。
割れた窓ガラス、台風が過ぎ去ったかのように、乱雑に散らかった室内。
そして壁際のキャビネットに、激しく衝突して、ぐったりと項垂れている恵梨香さんの姿があったのだ。
「え、恵梨香さん!大丈夫ですか!?」
慌てて駆け寄った俺は、ヘルメットを外して呼吸を確認する為に鼻と口に手の甲を近付けた。



