殺戮都市~バベル~

PBMの光に照らされて、黒く光るトンファー。


何か、重みと言うか……力強さを感じて、見た目にも強そうなのがわかる。


「レベルは半分になってしまったか。まあ、その為にバトルガチャで引いた武器があるんだ、これで減ったレベルは取り戻せるな」


嬉しそうに、クルクルと手の中でトンファーを回転させる恵梨香さん。


その行動から受ける印象は、今までと変わらないように見えるけど……レベルが半分になって、今までと同じという事は、ここからレベルが上がればさらにとんでもない強さになるという事だ。



「よ、良かったですね。俺も恵梨香さんに負けないように頑張らないと……」


「ほう、星4レア+になった私に勝てるとでも?武器は僅かに劣っていても、少年に負けるとは思えないな」


さっきまで落ち込んでいたのに、妙に強気になっちゃって。


でもそれが、恵梨香さんらしいな。


「ま、まあそれはそれとして。北軍には他に、どんな人がいるんですか?話の途中でしたけど」


話をしている間にも、俺はひたすら武器を強化しているんだけど。


「ああ、そうだな。他にも色々いるが……『大山田裕次郎(オオヤマダユウジロウ)』は気を付けた方が良いな」