殺戮都市~バベル~

くそっ!本気で焦った!


この街にいて、ポーンやナイトなんかの化け物には慣れたし、殺されるかもしれないという恐怖も散々味わった。


でも、まさかこんな恐怖を味わうとは思ってもみなかった。


「なに!?敵がいるの!?」


「どれだけ来るんだよ……やっと全滅させたと思ったのに」


その背後にいた二人が、武器を抜いてこちらに駆け寄って来る!


まさかこんな近くに待機していたなんて。


予想していなかったな。


「は、はははっ!さあ来い、南軍の雑兵め!この服部一郎が、これ以上は先には進ませないぞ!」


俺に驚いた男が、長いフレイルのような武器を構えて、なかなか聞かないセリフを吐いた。


「俺は敵じゃない!って言っても、信じないだろうな」


とりあえず、話が通じないようなら戦うしかないだろうけど……こいつら、ソウルを持っているのか?


「ちょっと!変な事言って怒らせないでよ!?戦うのは私達なんだから!」


両手に、篭手と剣が一体となった武器を構える女。


もう一人の高校生らしき男は……大きな斧、バトルアックスだ。


武器を見れば大体のレアリティはわかる。


こいつら、星4レア以上なのは間違いない!