殺戮都市~バベル~

雪子、吹雪、里奈と三葉が、宇佐美と。


二毛、梅原、城井トリオが轟と戦う。


相手の強さがわからないから、この割り振りで良いかはわからないけど、こうなったら信じるしかない。


「わざわざ戦力を分散させて戦うか。しかし、お前一人で俺と戦えると思っている事が不愉快なんだがな。お前は自信過剰なのか?うん?」


池上のわかりやすい挑発に、乗ってやる必要はない。


そうやって心を乱そうとしているのだろうけど、俺はもう、怒りでお前を殺す事しか考えられていないから無駄だ。


「お前の意見なんて聞いてねぇよ。誰にも邪魔されずに、お前を殺せるんだから、これほどたぎる事はねぇ!!」


俺は右手に鎖を巻き付けて、余裕を見せている池上に飛び掛かった。


渾身の力を込めたパンチ。


ゴウッと、風を切る音と共に、池上の顔面に振り抜く!


「くだらんっ!」


そう一喝すると、池上はハルベルトの斧の部分で俺の攻撃を防ぐ。


しかし……その攻撃は、ハルベルトでの防御を押し切って……池上を後方に弾き飛ばした!










……ダメだ、浅い!








殴った瞬間感じた、軽い手応え。


池上は、防御すると同時に軽くジャンプしていたから、その勢いに乗って後方に飛んだのだ。