殺戮都市~バベル~

「あーあー、本当にいるねえ。あれくらいだったら池上さんだけでもやれると思うけど、なんで呼ばれたのかな、私達」


「俺が知るはずないでしょ。なーんかつまらなさそうだし、やる気が出ないなぁ」


武器はまだ出していない。


だけど池上は星5レアと言っていたな。


それに対してこちらは星5レアは俺だけ。


圧倒的に不利な状況だが……どうする。


「チッ、マジで星5レアかよ。ガキの方が『轟沙慈(トドロキサジ)』で武器はバトルアックス。女の方が『宇佐美奈希(ウサミナキ)』なんだ?パタとかいう武器を使うようだぜ」


PBMを二人に向けて、本当に星5レアかどうか確かめたのだろう。


調べるのは構わないが……それが事実と知って追い込まれたのはこちらだ。


「うー……。沼沢!こっちは私達がどうにかする!あんたは池上を殺るんだよ!あんたがやれなきゃ、私達はここで全滅なんだからね!」


太刀を肩に担いで、雪子は近付いて来る二人を睨み付けた。


「梅、城井、俺達もやるぜ。あのガキは俺達に任せろ。女の方はあんたにやるよ」


二毛達もやる気でいる。


こいつらにあの二人を任せられれば、俺は池上を殺る事だけを考えれば良い。