殺戮都市~バベル~

所詮は数でしか攻められないやつらだ。


人数が少なくなり、俺達を止める事すら出来なくなったら、後は死ぬだけ。


あっさりと掃除が終わり、俺達は吹雪の元へと戻った。


「ちょっとちょっと、いつから吹雪がいたのさ!内緒にするなんて、そりゃあないんじゃないの!?」


「……言う必要はないと思っただけだ」


言っても言わなくても、やる事は変わらないからな。


目的は雪子達の仲間を助ける事と、池上を殺す事だから。


運動公園の入り口近くの駐車場。


そこで、応援で駆け付けたやつらと戦っている吹雪の姿が見えるが……どういうわけか、苦戦しているように見える。


あの吹雪が苦戦するとは……なかなかの強さと見た。


「おい、服部!池上をサーチしろ!まだこの近くにいないのか!?」


「ちょっ、ちょっと待ってくれ!今見るから!」


近くにいるなら、すぐにでも教えるだろう。


成り行きとは言え、こいつは池上を裏切ったという形になっているんだからな。


「あっ!吹雪!!お前ら、私の吹雪に何さらしとんじゃーっ!!」


戦っている吹雪に気付いたのか、雪子が怒りの声を上げて俺の前に出た。