殺戮都市~バベル~

冗談……なんて、言ってないんだけどな。


二毛には俺が冗談を言っているように聞こえたのか。


変わったやつだ。


「でもさ、実際問題どうするつもり?今の私達は当然として、あんたでも池上に勝てるわけ?」


雪子まで俺を疑うか。


まあ、あんなガキに殺されたんだ、そう思っても仕方ないか。


「さっき、コンビニでバトルチケットを買っておいた。70枚もあれば、かなり武器を強化出来るはずだ」


ポケットからPBMを取り出して、画面を二人に見せると、途端に驚いたような表情を浮かべる。


「マジか……70枚って、70万だぞ?ハイランカーは違うねぇ。だったらあんたも、結構金を持ってるんじゃねぇの?沼沢よりもランキング高いんだろ?」


「いやぁ……私はさ、里奈ちゃんと三葉ちゃんを食わせてたから。後はタバコと酒代で……へへ」


「へへじゃねぇよ。どれだけタバコと酒で金使ってんだ。だけど、それだけあるなら勝負はわからねぇな」


だから勝つって言ったのに。


こいつら、これがなかったら、俺は池上に勝てないって思っていたのか?


とりあえずこれは、池上に勝つ為の準備だ。


後の作戦は実戦で考える。