タバコを俺に向けて、ニヤリと笑って見せた名鳥に、俺はこれ以上ない安堵感を覚えた。
俺を助けてくれた人に亜美の面倒を見てもらうという目的……その人が東軍の四強の名鳥だとわかって、これ以上頼りになる人物がいるだろうか。
「あ、ありがとうございます!」
「いや、こっちこそありがとうな。ボウズはそんなに若いのに、敵軍の小さな子を気に掛けてたんだよなぁ……それと比べりゃ俺なんて。酒飲んでタバコ吸って、体裁を気にしてるんだもんなぁ」
酒やタバコは別としても、体裁という部分に関しては、狩野を守る為にやった事なんだろ?
自分を卑下する必要なんてないと思うけど。
「仲間を増やす事が出来なかったのは残念だが、仕方がない。もうしばらく東軍に滞在して、別の強いやつを探すか」
名鳥と狩野がダメなら次。
そういう切り替えの早さは流石だけど……そんな悠長な事を言っていられる状況じゃないんだよな。
「恵梨香さん、その事なんですけど、一度西軍に戻りませんか?どうやら雪子さん達が、池上ってやつに襲われたみたいなんです」
俺のその言葉に、恵梨香さんだけじゃなく、名鳥の表情まで変わった。
俺を助けてくれた人に亜美の面倒を見てもらうという目的……その人が東軍の四強の名鳥だとわかって、これ以上頼りになる人物がいるだろうか。
「あ、ありがとうございます!」
「いや、こっちこそありがとうな。ボウズはそんなに若いのに、敵軍の小さな子を気に掛けてたんだよなぁ……それと比べりゃ俺なんて。酒飲んでタバコ吸って、体裁を気にしてるんだもんなぁ」
酒やタバコは別としても、体裁という部分に関しては、狩野を守る為にやった事なんだろ?
自分を卑下する必要なんてないと思うけど。
「仲間を増やす事が出来なかったのは残念だが、仕方がない。もうしばらく東軍に滞在して、別の強いやつを探すか」
名鳥と狩野がダメなら次。
そういう切り替えの早さは流石だけど……そんな悠長な事を言っていられる状況じゃないんだよな。
「恵梨香さん、その事なんですけど、一度西軍に戻りませんか?どうやら雪子さん達が、池上ってやつに襲われたみたいなんです」
俺のその言葉に、恵梨香さんだけじゃなく、名鳥の表情まで変わった。



