「そうか、何があったかはわからないけど、まずは死神を助けよう。それが終わってから話を聞くのでも、遅くはないだろ?」
「はい……そうですね」
理沙は死んだ、恵梨香さんはまだ生きているかもしれない。
これ以上悲しい事が起こって欲しくないから、グッと堪えて顔を上げた。
「俺が怪しいと睨んでるのは、そっちだな。津堂がいた場所だ、死神が捉えられてもおかしくはないだろ?」
捕えた人間を、離れた場所に置いておく意味もないから、黒井の言葉は納得出来た。
「じゃあ……行きましょう」
黒井が指差した方に向かって歩き始めると、落ち込んでいるように見えたのか、声を掛けてくれた。
「まあ……なんだ、狩野達を戦わせる事にならなくて良かったよな。やっぱり、同じ軍で武器を交えると、後々問題が出て来るかもしれないし。敵軍の俺達にしたら、願ったり叶ったりだけど」
あれこれと、俺が考える暇もないくらいに話し続ける黒井に、俺は頷く事しか出来なかった。
銀色の扉を抜け、一番近くにあったドア。
そこに津堂はいたのだろう。
内装は、デパートの売り物を利用したのか、しっかりとした居住スペースが出来ていた。
「はい……そうですね」
理沙は死んだ、恵梨香さんはまだ生きているかもしれない。
これ以上悲しい事が起こって欲しくないから、グッと堪えて顔を上げた。
「俺が怪しいと睨んでるのは、そっちだな。津堂がいた場所だ、死神が捉えられてもおかしくはないだろ?」
捕えた人間を、離れた場所に置いておく意味もないから、黒井の言葉は納得出来た。
「じゃあ……行きましょう」
黒井が指差した方に向かって歩き始めると、落ち込んでいるように見えたのか、声を掛けてくれた。
「まあ……なんだ、狩野達を戦わせる事にならなくて良かったよな。やっぱり、同じ軍で武器を交えると、後々問題が出て来るかもしれないし。敵軍の俺達にしたら、願ったり叶ったりだけど」
あれこれと、俺が考える暇もないくらいに話し続ける黒井に、俺は頷く事しか出来なかった。
銀色の扉を抜け、一番近くにあったドア。
そこに津堂はいたのだろう。
内装は、デパートの売り物を利用したのか、しっかりとした居住スペースが出来ていた。



